星川杉山神社

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スギマロ駄菓子屋について~コロナ禍での例大祭こぼれ話~

~きっかけ~

感染症予防の為、例年賑わう各町内の神賑行事が中止に。

「お祭り」の雰囲気を少しでも感じてもらえることをしたい。でも例大祭は毎年雨が降ることもあり、外で行うのはなかなか難しい・・・

そんな中、大祭式後に行われる「直会‐なおらい‐」が感染症予防のために中止になっていることを思い出します。

直会がないということは、部屋が余っている・・・・

祭典や各行事の合間にも当日自分たちで出来ること・・・

駄菓子屋?!

と企画書を作り、準備を進めました。

まずロゴ 

 

スギマロ+〇まい棒。

多分、コーンポタージュ味です。

店員さん用にバッジにしました。

同時に好きな駄菓子のアンケートを社内で取ったり、部屋のレイアウトを考えたり・・・

神社にいらした方が笑顔になったら良いな、という思いで準備をしました。

 

駄菓子屋といっても、収益を目的としてはいません。あくまで例大祭の撤下品です。

参加券=お賽銭 / 駄菓子=お下がり の位置づけです。

ちなみに仮想通貨記号は「葉っぱ」 

手書きのおススメ商品。関係者から「似すぎでは?」と声も聞こえた職員渾身の似顔絵。

~いざOPEN~

さて、明神神楽会の小学生~中学生~大人が店員さんを務めてくれることに決まり、当日何度も「〇〇葉っぱ+〇〇葉っぱは・・・」と計算練習をしていざ15時OPEN。

有難いことに、15時1分には早速ご来客があり、お宮参りを終えたご家族も寄って下さったりとお店らしくなってきました。

1時間ほどすると、顔なじみの方々で賑やかになってきました。

そして宵宮祭後には「今年一番焦った」ととある職員が言うほど多くの方がいらっしゃり、入場規制、仕方なく時間制限、金券の購入制限を設けることに。

長くお待ちいただいたり、もっと沢山買いたかった方々におかれましては、誠に申し訳ありませんでした。本当に。

有難いことに商品も少なくなってしまい、2日目がこのボリュームで皆さんが楽しめるのか悩みましたが、「・・・お祭りだから!?」とある分を再陳列して、翌日に備えました。

売り切れごめんです!

2日目もまったりスタート。

 

昼から渡御をご奉仕してくれた明神神楽会の皆さんもご来店。

しかし、どうやら2日目なのに常連がついているようで、ご近所から何回も来てくれる子多数の様子。

中には「600葉っぱ使うよ!!!!」とテンション高く来てくれた子も。

店員さんもお小遣いをけっこうつぎ込んだようです。

沢山お買い上げ(ご奉納)ありがとうございます。

しかし慣れとは凄いもので、「あと20葉っぱ選んでください」「くじは50葉っぱ・・・」とお互い自然と口に上るように。

写真はずいぶんと品も減っている2日目夕方、Iさんの店番ぶりで駄菓子屋感が色濃くなってきたところ。

最後の方にも今日何度目?!の常連さんが来てくれ、おかげでほぼ完売となりました。

「閉店のお知らせ」を早速書き そして

20時無事閉店!

ご来店誠にありがとうございました!店員さんたちもお疲れ様。

~閉店後~

コロナ禍は、「当たり前のことは当たり前ではない」ことを教えてくれました。

当たり前の日常(ケの日)は、皆がちょっとづつ頑張って作り上げるもので、

皆がすごく頑張って作り上げる非日常(ハレの日)にいたってはもはや奇跡。

氏子の皆さんと力を合わせて作り上げる例大祭はまさに、奇跡的な行事です。

そのことに改めて気づかされ、心の底から感謝して、「自分たちに出来ることがあるならやってみよう」という想いをカタチにしたのが、スギマロ駄菓子屋でした。

有難いことに、「こんな楽しい企画ありがとうございます」「常設して欲しい・・・」と何人にも声をかけていただき嬉し楽しい2日間を終え、

閉店後はまさに「祭りの後」の達成感とちょっとだけ寂しさも感じられました。

駄菓子というある一つの共通言語のようなものを通じて、多くの方と交流の出来たお祭りでした。

いつかどこかで再OPENしようかなと思ったりしています。

スギマロ駄菓子屋、ご来店ありがとうございました。

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