はじめての笛レッスン
伝統芸能を継承する団体も、笛吹きが少ないそうです。
その団体の演奏する曲を全曲吹ける人となると高齢の方一人だけ、ということが多いとか。
「伝統文化」に重きを置くためとして、中学の義務教育内で篠笛のプラ菅が導入されているそうですが、実際に吹いて教えられる音楽の先生は少ないでしょう。
それだけ、笛の習得は難易度が高いとされています。
が、先人の作った数字符をより分かりやすく改良した水野師匠のオリジナルの譜面、練習用音源等を用いているおかげで、明神神楽会には現在10人ほどの笛吹きがいます(もちろん稽古継続中ですが!)
「吹いてみたい」と思っているメンバーも多いことから、今回「はじめの笛レッスン」と称して稽古を行いました。
とはいえ現在もコロナ禍。今後オンラインで稽古を受けるための自主練習方法と、基礎をみっちり稽古しました。
笛といってもいろいろ・・・
沢山の笛に触らせてもらいました。こちらの黒い笛はとっても高価な、お能で吹かれる能管。
音を出す稽古はせず、先ずは運指を進めていきましょうという方針で、
譜面の解説。「さくらさくら」で練習します。練習にとても良い曲です。
「運指」という穴の押さえ方を稽古します。
0~8までと、ハネル、メルを練習していざ「さくらさくら」
223223~
自主練と、オンライン稽古で3か月とりあえず頑張ってみることに。
そしてこちらが師匠お手製の笛貯金箱。
30分稽古したら500円貯金しては?と師匠から提案いただきました。
今回プラ管で稽古を始めたメンバー、竹の笛を個入も目指して自主練頑張ってくださいね!