コロナ禍の例大祭での神楽会
そんなこんなで(コロナ禍と神楽会)稽古の時間短縮・分散開催などをしながらも、星川杉山神社の例大祭に向けて稽古を行いました。
ある人は、お囃子や巫女舞を深め、またある人は初めて豊栄舞を、豊栄舞の正式な2人舞を、またある人は初めて浦安舞を、または神主役の作法を。
大きな変化を強いられた時だからこそ、自分のできることで最善を尽くすこと。
同時に、新しいことへのチャレンジも忘れずに。
そんなことを想いながらの数か月。
いざ、当日
神輿渡御が出来ない代わりに唐櫃と呼ばれるもので渡御。その際、篠笛・桶胴太鼓・今回は鉦を入れて「通り神楽」を演奏します。
無事に初日の渡御を終えました。
稽古も分散で分かれていたため、久しぶりに音を合わせた感じがしました。やはり嬉しいですね。
本当は皆で「久しぶりで疲れたねー」ワイワイお弁当を食べたいところですが、飛沫感染防止の為、一度解散。
午後の宵宮祭での演奏で再集合します。
宵宮祭
夕方からの境内は、お囃子の生演奏。もはや、贅沢です。
宵宮祭では明神のメンバーが豊栄舞の奉納と神主として奉仕を行いました。
豊栄舞は、今回演奏はCD。実はトラブルで「間奏無し」が演奏されたため、相当困惑したと思われますが、堂々と舞を奉納してくれました。
小学生神主さんの奉仕は、水野師匠も「涙が出そうだった」という真剣な態度。皆とても立派で、胸が熱くなりました。
祭典終了の太鼓が鳴ると、鳥居から巫女さんの参進が始まりました。
神楽殿での総勢10名の巫女舞。境内にいる方々から感嘆の声が漏れているのを聞き逃しませんでしたよ。ええ。
夜の駄菓子屋は大盛況すぎてお手伝いの皆もフル活動でした。
花火もお手伝いのご褒美。
慎ましくもとても楽しい夜でした。
大祭式当日
さ、いよいよ一番重要な役割。
今年は様々なお祭りの行事が中止になり、参加できない方もいる中だからこそ、真剣に心を込めて奉仕してくれていることが感じられました。
お疲れさまでした!
そして午後も渡御です。
2日目も坂道でも「音楽を止めるな」です。
笛吹きはしんどくて笑ってしまう坂。
2日目は約3キロの道のり。
特に今日は雨が降りそうで降らずにいたのに、帰って来て鳥居をくぐった途端に雨がサーっと降りました。
とても面白い体験をしたりするのが明神神楽会です。
いろんなことがあっても、対応してよりパワーアップしていきます。
お疲れさまでした!